【決定版】韓国で整形はなぜ多い?日本人がこぞって韓国で整形する6つの理由と押さえておくべき6つのポイント

韓国人は整形が普通と言われていますが、いったいどうしてなのでしょうか。

また、近年では、世界中から韓国での整形手術をする人も増えています。日本人の多くも韓国で美容医療を受診しています。

わざわざ意思疎通が不便にも関わらず、韓国の整形が日本人にも人気を得ている理由を解説します。

 

韓国人・日本人の整形事情

まずは韓国人の整形に対する意識をご紹介します。

 

注意点は、情報をまず疑うこと!

整形は賢い投資

韓国での整形に対する考え方は人それぞれかもしれませんが、根本的に韓国の競争社会と外見至上主義が大きな影響を与えているとよく言われます。

若者の就職難は、大きな社会問題として慢性的に韓国社会を苦しめ、過激な受験戦争や競争社会を生み出しました。そんな中「同じ能力なら外見の優れた人が有利」という考えが自然と広い世代で広まり、熾烈な大学受験を頑張ったプレゼントとして、または将来のための準備として、整形をプレゼントする親が話題になりました。

インターネットの普及とともに写真を比較され、整形の有無が熱い話題となると、自ら整形を告白する芸能人が増え、その潔い姿が整形へのイメージアップとつながり、整形は年齢を問わず一般の人たちに身近なものとなったとも言われています。

他にも韓国人は占いや運勢を重要視する人が多く、街中では占いの屋台が並び、子供の名づけには生まれた日付と時間で姓名判断士に頼んでつけてもらうという親も少なくありません。運勢を変えるために自分の名前を変えることもあり、よりよい人生のために変えられるものは変えようという姿勢があると考えられます。

もちろん、すべての人がそう考えているわけではないですが、整形をして少しでも欠点を隠したり美しくなることは、すべては他の人よりよい人生を送るための投資であり、努力の方法のひとつとして当たり前になっています。

 

男性も当たり前

整形は女性がするものと思われがちですが、就職や結婚のために整形を受ける男性も少なくありません。

KOSISの調査によると、整形経験の有無を聞いた女性の10人に1人は整形経験者で、男性は100人に1人が整形をしていると答えました。つまり、整形をする人の1割は男性ということになります。

参考:http://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=402&tblId=DT_402004N_052&conn_path=I2

 

実際、大きな整形外科病院のHPをのぞくと、カテゴリーの中に男性整形という項目を見つけることができます。男性だからといって基本的な手術方法に大きな違いは無いのですが、男らしさを引き出すデザインの提案が女性とは違うため、男性に特化したノウハウを売りにしているといったものです。

男性の場合、二重を一重に変える手術や理想的な胸板を作る手術などもあり、より理想的な外見を求めることは女性だけに限らないのです。

整形といっても、美容目的のための皮膚科の施術も整形分野に入り、シミ除去やひげの脱毛、ニキビ・肌荒れケアやレーザー治療などは、近所の皮膚科で簡単に受けられます。

男性でも清潔感を保つためにシミの除去やニキビ治療はむしろ当たり前で、まったく興味が無い男性でも、奥さんが肌管理で皮膚科に行くついでに勧められて一緒に施術を受けるケースも多くあります。

 

外見至上主義だから就職にも関わる

韓国Gallupが公開している、外見と整形手術に対する認識調査の年代別比較では、人生において外見はどれほど重要かを問う質問には、重要と考える人(とても重要25%、ある程度重要61%)が86%で、それ以外のあまり重要視していない人が14%となっており、この比率は各年代(1994年・2004年・2015年)を比較してもほとんど変わっていません。

また同調査での就職のための男性の整形手術の問いでは、手術することもあるという肯定的な意見が65%、しないほうがいいという否定的な意見が30%で、1994年では半々だった賛否の意見が年々肯定派が増えているということがわかります。

https://www.gallup.co.kr/gallupdb/reportContent.asp?seqNo=656

 

男女ともに外見を整えることはマナーであり、社会人にとって必須のスキルとなっているため、外見の管理は募集要項に明記されていないにしろ、今でも採用条件としての重要な要素になっています。

 

日本人の整形事情

 

最近の日本でも芸能人が自ら整形を告白したりすることも増えました。ホストやセクシー女優界隈では、最初から整形前の写真を公開して整形をキャラや売りに使う人も多くいます。

ユーチューバーの中には、自分の整形の過程をvlogとして公開している人もいます。

さらにKPOPアーティストの人気とともに韓国の最新コスメや美容法などいくらでも情報が手に入るようになったので、自然と整形の知識が得られるようになりました。実際の経験談やアドバイスなどSNSを通して多くの情報が簡単に検索できるようになり、若い人たちを中心に整形へのハードルは年々下がっている状況です。

 

人気の手術部位は、脂肪吸引やバストアップなどのボディメイクより、顔中心に人気が高いのが日本の特徴ともいえます。

JSAPS調査委員会が発表した調査では、「世界的には、顔の手術は4割で、乳房が3割、躯幹・四肢が3割を占める。すなわち、体形に関する美容手術が過半数を占める。しかし、日本では顔の美容手術数が9割を占め、乳房と躯幹・四肢はそれぞれ5%ずつしかない。」とし、極端に顔の中心の整形に偏っていると指摘しています。

これはアジア圏と欧米諸国の文化の違いが反映されているものとも考えられますが、実際に美肌やアンチエイジングのための施術や、二重整形などが人気です。

https://www.jsaps.com/jsaps_explore.html

 

日本も整形が当たり前に

ISAPS(国際美容外科学会)が発表した2017年の世界の美容医療の施術件数を見ると、アメリカ、ブラジルに続いて日本は3位となっています。

人口が多ければそれだけ施術件数も多くなることは当然のことですが、2011年には3位だった中国を抜いてランクインしたことを考えれば、日本で美容整形の需要がずっと増え続けていることがわかります。

リクルートが行ったアンケートでは、自身の美容医療への抵抗について、20代では男女ともに4割の人が抵抗感を感じておらず、女性の15~19歳に至っては48.5%と、約半数近くが美容整形に否定的ではないのです。

さらに周囲の人が施術を受ける場合は52.6%が抵抗感・違和感を感じないと回答し、美容医療経験者のうち71.8%が周囲へ打ち明けたと回答しました。

この結果からも分かるように、20代を中心に整形がタブー的な隠すべきものより、自己満足や自己実現のための有効な手段として多くの人に認知されています。

 

韓国保健福祉部によると、韓国を訪れる日本人患者数は2017年には2万7283人でしたが、2018年には4万2563人と、56.0%と大きく増加したと発表しており、整形のために渡韓した人もその分増えました。

 

なぜ韓国で整形するのか

価格が安い

韓国には約1400ほどの整形外科があり、その30%はカンナムに集まっているそうです。

実際に行ってみれば実感できるとますが、カンナム駅を出ればビルの各階に何個もの病院が入っていて、そのようなビルが、隣駅やその隣駅までずっと続いています。ソウルの一部地区に400~500近くの病院が集まってしのぎを削っているので、当然のごとく価格競争やサービスの向上に力が入ります。

実際、日本のT美容外科の二重手術が35万円ですが、韓国の日本人に人気なD整形外科だと約20万円ほどです。

 

また最近は円に比べてウォン安なので、レートのよいときに両替をすれば手術費用はより安くなります。さらに病院によってはタックスフリーを適用してくれるところもあり、空港で税金分が現金で戻ってきます。

わざわざ高い飛行機代とホテル代を払って行くなら、結局高くつくのではと疑問に思うかもしれませんが、格安の航空チケットもあるので、地方在住の人であれば首都圏の有名な病院にいくために必要な交通費と宿泊代が、韓国に行く航空券と宿泊代の費用と大差がないこともあります。

さらに観光などの旅行ついでに整形をする場合なら、交通費や宿泊費の負担はそこまで気になりません。

やはり整形は絶対に失敗したくないものですので、高い技術をリーズナブルな価格で受けられる韓国の整形は大きな魅力となっていのではないでしょうか。

 

メニュー・症例が豊富

韓国の整形業界は新しい技術をいち早く導入し、病院ごとに施術やノウハウにキャッチーな名前をつけて差別化を図っているので、メニューの多さや可愛い名前の手術名も魅力のひとつです。

目頭や目元を部分的に切開して目を大きく見せる手術がありますが、日本では部分切開と呼びます。

韓国ではトゥイムといい、目頭・目上・目じり・たれ目の4箇所を合わせて、病院独自にラブリートゥイムと名づけたり、目じりとたれ目を合わせてアイドルデュアルトゥイムと名づけたり。

ほかの二重手術を合わせてセットメニューのようにバンビ目整形などの名前をつけることもできるので、病院ごとに数え切れないぐらいの手術メニューが存在します。

 

また、韓国と日本の美容整形外科のHPを比較したとき、違いを大きく感じるのは症例写真の多さや美しさではないでしょうか。

特に韓国の病院は症例だけでなくリアルな感想を積極的に取り入れていて、手術後のダウンタイムの変化を自撮りや素直なコメントをいくつも見ることができます。

やはり美しくなるための整形ですので、症例写真や術後の写真が一番説得力があります。

病院選びではほとんどの人が症例写真を見て自分の理想のスタイルに近いかを確認するので、ここに力を入れている病院が自然と人が集まります。

日本と韓国では法律が違うので表記方法や表現方法に違いがでるのかと思います。韓国のHPは過剰な期待感を持ってしまう可能性もありますが、良くも悪くもこの違いは韓国整形の人気の要因ではないでしょうか。

 

アフターケアが万全

韓国の美容整形病院では、手術後のケアプログラムが設定されていて、定期的に通院しながら状態をチェックしたり、腫れを引かせるための治療を無料で受けることが出来ます。

もちろん海外の患者だからといって手術だけしてアフターケアを受けられないというわけではありません。

たとえば、切開が伴う手術の場合、抜糸は1週間後に行われます。それまでの期間、たいてい肌の再生や腫れ引きに有効とされているライトを当てるといった治療を提供している病院がほとんどです。ほかにも頭皮に切開がある場合は、抜糸まで頭を洗えないので、病院内で美容院のようにシャンプーをしてくれるところもあったり、フェイスマッサージを提供しているところもあります。

帰国後も、1ヶ月後や3ヶ月後に経過観察として訪問すれば、無料で院長先生に見てもらうこともできます。

アフターケアは手術内容や病院によって多少違いますが、手術費用に含まれるものなので手術後滞在期間が長い人はしっかり利用して行くことをお勧めします。

また、手術費用に再手術やリタッチの保障が含まれている場合がありますが、これは病院ごとに内容が違うので確認しましょう。鼻のプロテーゼなど、手術自体に問題は無いが、形が気に入らないときにも無料で直せるかどうか、適応期間はどれくらいかを知っておくと安心です。

 

技術が高い・医師が選べる

美容医療の競争が激しい韓国では、有名な先生も学会に所属し論文を書いたり新しい技術を提唱したりと、研究活動を積極的に行っている医師もいます。

そして何より手術の腕は手術経験の数で決まるといって過言ではありません。

繁忙期になれば1日何人もの患者の予約が入り、有名な先生になるとその先生を指名して世界各国から患者が押し寄せます。

整形技術の難易度は一般的に、目・鼻・輪郭の順で難しいとされています。目や切開の無いプチ整形が人気の日本より、輪郭やボディ整形も人気のある韓国の方が技術の高い手術をしている医師が多いと言え、そのような手術を経験すればするほど腕も上がりノウハウが蓄積され、失敗する確立も低くなります。

もちろん専門性があるので、骨の手術専門の医師なら全員他の手術も得意というわけではありませんし、失敗が無いと言うわけではありませんが、日本で手術に失敗した人がそれを直すために韓国の病院を訪ねるという人も少なからずいます。

また、美容医療はただ正確に手術できればいいというわけではありません。その人のパーツの配置や骨・神経の位置などを考慮して、一番美しい形を作り出す美的センスが重要になります。

お人形のような華やかな雰囲気を得意とする医師や、西洋人のようにくっきりはっきりとした雰囲気を得意とする医師、自然でナチュラルな美しさを得意とする医師など、さまざまです。

基本的には患者の希望に最大限合わせるように手術しますが、自分がこれと言ってはっきりした理想像が無い人や、どこを直せばいいのか分からない人は、症例写真の雰囲気を見て自分にあった医師に相談すると、満足いく手術が出来ます。

技術と個性のある医師がたくさんいれば自分にあった医師を見つけて選ぶことが出来るので、大きなメリットになります。

 

ばれにくい

整形手術をした後、一番大変なのが腫れや幹部の問題です。手術後3日~1週間程度は、切開部位が腫れたりむくんだり、浅黒くなったりすることがあります。特に鼻の整形の場合はサポーターをつけていなければならず、マスクでは隠し切れません。

この一番大変な期間を海外で過ごすことによって、近所の人に見られたり知り合いに見られてばれるという心配はなくなります。

また、たくさんの病院がある韓国では、病院内で知り合いにばったりということも少ないでしょう。

整形はある程度腫れが落ち着くまでに時間が必要なので、夏休みや冬休みなど長期休みを利用する人が多くなります。繁忙期になると有名な病院の待合室が患者さんでいっぱいになります。絶対に誰にも知られたくないと考える人は、韓国の外国人の少ない病院はお勧めです。

 

ダウンタイムが楽しい

日本でならばれるのが怖かったり、顔が腫れていてジロジロ見られることを恐れて、家の中に引きこもってしまう人もいるかと思います。

ですが、韓国では整形や肌治療のあとがあったとしても皆、平気で歩いているので、特にジロジロ見られることもありませんし、人目を気にする必要がありません。

時にはお店のおばさまが「きれいになるから大丈夫よ~」なんて声をかけてくれたりと心が温かくなることも。

術後すぐは安静にするように言われますが、状態がよければむくみを引かせるために、水分補給とウォーキングなどの軽い運動をするようにと言われることがあります。

ダラダラ汗をかくような運動で無い限り、しっかり栄養を取り、歩くことはむしろいいことなので、滞在期間の観光は積極的に取り入れたいですね。

病院の多いカンナムやシンサはソウルの中心部に位置し、買い物はもちろん電車やタクシーに乗れば有名な観光地にすぐアクセスできます。

憂鬱な期間を楽しく過ごせたら、ダウンタイムの不安も軽くなるし回復の手助けにもなるので一石二鳥です。

ただし手術によっては術後、お酒を控えるように言われたり、やわらかいものだけを食べるように指導されるので、医師のアドバイスにしたがって楽しみましょう。

韓国はおかゆの専門店も有名なので、食べるものが無くて困ることは無いかと思います。

 

 

 

 

韓国でのクリニックの探し方と整形する際の注意点、おすすめクリニック

まずは目標を確認しよう

一番最初にしなければならないことは、自分がどのような目標や希望を持っているのかハッキリさせることです。

病院はとにかくたくさんあります。よくあるのが口コミやキャンペーンばかり追いかけてしまって、本当に自分にあった病院や必要な手術なのか、当初の目的を見失ってしまうことがあります。しっかりとした判断基準を持つためにも、自分がどんなスタイルを望んでいるのかをすぐ人に伝えられるように整理しておきましょう。

まずは理想の顔や雰囲気を持った人の写真を集めておくことをお勧めします。

別人ではなく、今の自分をベストな形で修正したいと考えている人は、自分の写真を撮って気になる部分を言語化しましょう。

 

また必ずしたい部位と検討レベルの部位はどこか、いつまでにしたいのかを書き出してみましょう。

たとえば目と鼻を考えている場合、ダウンタイムをあけて別々に手術するのか、一緒に手術するのかによって病院選びも変わってきます。

一緒にしたいのならば目も鼻も上手な病院を探す必要がありますし、時間をあけて別々にするなら各パーツを基準にそれぞれ病院を選べばよいです。しかし医師は全体のバランスを見て手術するので、事前に他の手術も含めて理想の目標を伝えておく必要があります。

整形で失敗する要因のひとつとして、自分のゴールを決めきれず必要の無い手術をしてしまったり、やってみたら自分に合わなかったりするということがあります。

整形は別人の顔を手に入れる道具ではなく、微調整を加えることでより美しい自分になるための手段ですので、自分自身に向き合うことが成功への第一歩となります。

 

情報収集の仕方

次に必要なのは病院の情報集めです。まずは病院の症例写真や口コミを見て、自分に合いそうな病院や気になる病院をピックアップしてみましょう。

■SNSを利用する

ツイッターやインスタグラムには、整形アカウントと呼ばれるアカウントを持っている人がいます。利用方法はさまざまですが、整形の情報を収集・発信したり、同じようなアカウント同士でフォローし合って情報を交換したり、自身の整形の体験を報告したりしています。また韓国で美容医療専門の通訳をしている人のアカウントでは、現地人の口コミや病院の情報を発信したりしています。

気になる単語で検索し、利用した病院や感想の口コミを確認してみましょう。

ただ近年、PRが目的のステマ的情報だったり、嫌がらせ目的の事実を歪曲した情報だったりするケースが多発しているので、いい情報も悪い情報も鵜呑みにせず自分で精査することが重要です。

 

■経験者に聞く

実際に整形している人に聞けるのであれば、よい参考材料になります。

ただ先ほどの整形アカウントと呼ばれる方々に聞こうとする場合、同じような質問をされていることが多いので質問内容を短くまとめ、事前に似たようなことに関して発言していないか確認してから質問するのがマナーです。出来れば質問箱などを設置している人に聞くようにし、質問を募集していない人にDMをする際は失礼の無いように勤めましょう。

親切に対応してくれる人もいますが、大切な時間と情報を無料で提供するということですので、スルーされたりブロックされたりする可能性があることも念頭に入れておきましょう。

 

■専門家に聞いてみる

整形を専門に扱うメディアや、美容整形専門の旅行代理店など、美容医療を扱う企業の知識もよい参考資料です。問い合わせできるのであれば、思い切って相談してみてもいいでしょう。

 

整形前の確認ポイント

情報が多かったり逆に限定的だったりするがゆえに、何を調べて何を比較したらいいのか分からなくなってしまわないために、確認ポイントを整理しておきましょう。

 

■症例

病院のHPやSNSを見れば症例がたくさん公開されています。

自分の希望の手術を行った人や自分の骨格に似ている人を中心に、どういった手術を行ったのかを確認します。

症例写真の人と同じ顔にできるわけではありませんが、美意識やセンスがあう病院を探すとよいでしょう。

同じパーツを担当する医師が複数在籍している場合、たいていHPでは医師ごとに症例を見ることは出来ませんが、直接病院にカウンセリングにいくと、見せてくれたりします。

有名な医師がいる事も重要ですが、医師やスタッフのレベルが全体的に高くクリニック全体の実績が高いほうが安心です。

 

■医師の経歴と病院の資格

日本語翻訳のページがあるHPでは、医師の経歴や活動が確認できます。新しい中小の病院でも有名病院から独立した先生であれば期待できます。ただし記載している情報が正しいかどうか、韓国人でも審査することは難しいでしょう。

しか、し病院が外国人患者を受け入れるには、別途国の機関へ登録する必要があります。登録するためには精査が入りますので、外国人患者を受け入れる資格がある病院かどうかを確認すると安心です。

逆にどんなに現地の評判がいいとしても、外国人患者受入れの資格が無い病院で治療を受けることは違法行為ですので避けましょう。

 

■基本的な費用の確認

もし日本語対応している問い合わせ先があるなら直接問い合わせて、おおよその費用を聞いて見ましょう。

ここで注意するのは、カウンセリング前に案内される費用は基本予算です。注射系や二重整形ぐらいであれば金額が変わることはあまりありませんが、再手術の場合やほとんどの手術では、実際に肌の組織や骨の状態を把握しなければ、提案する手術内容や価格がハッキリ決まらないので注意しましょう。

また麻酔費用やその他必要経費など、手術費用とは別にかかる費用は何があるか、タックスリファウンド(付加税返金制度)を利用できるかなど確認しておきましょう。

 

候補の病院の比較検討

情報を集めて気になる病院をいくつかピックアップしたら、次は実際に手術をする病院を決めるため、医師のカウンセリングを受けてみましょう。

どんなに症例がよくても自分には合わなかったり、医師によってアプローチの仕方が違ったりするので、具体的な手術案を提案してもらい、その中から自分に合う病院を選んでいきます。

 

■病院のカウンセリング

病院が日本語対応しているのであれば病院に問い合わせ、専用窓口が無ければ仲介会社や個人通訳士さんにお願いして、実際に医師のカウンセリングを受けてみましょう。

カウンセリングは、基本的に執刀医が骨や肌の組織を見極めて、有効な手術方法やデザインを提案してくれます。その後医師のプランに沿って室長と呼ばれる病院職員が、提案された手術にかかる予算を説明してくれます。その予算が最終的な費用となるので、どんな提案を受けて何にいくらかかるのか、しっかりメモをしましょう。

昔はカウンセリングは無料でしたが、最近ではさまざまな理由によって検査費用を負担してもらう病院が増えてきました。また病院の通訳士でも通訳費を別途支払うところもあるようなので、カウンセリングに必要な費用があるかどうか、事前に確認が必要です。

韓国に行って病院のカウンセリングを受ける場合、1日に候補の病院を複数回る人が多いです。その場合、病院の位置と移動時間を計算して、それぞれの病院の予約状況を確認し、カウンセリングの予約を入れなければならないので、結構大変です。

自分では難しいと思ったら、医療旅行代理店などの仲介業者や専門の通訳士さんなどにお願いするという方法もあります。

また通訳を自分で雇う場合は、美容医療専門の通訳士さんにお願いしましょう。病院では丁寧に説明してくれますが、医療技術の専門用語が多く費用の話もしなければならないので、通訳の理解が不十分だったり聞かなければいけないことが抜けていたりした場合、誤解が生じトラブルの原因になります。

 

日本でのカウンセリング会

最近では、韓国の病院がわざわざ日本で会場を借りて、カウンセリング会を開くことが多々あります。韓国に行かなくても直接医師の意見が聞けるのでお得です。ドタキャンを防ぐため、事前に参加費を払い会場で全額返金する方法をとる場合もありますが、実質参加費は無料が多いです。

ただ、わざわざ医師の予定をあけ、お金をかけてカウンセリング会を開くので、成約率高い患者を対象とする場合があります。たとえば半年以内に手術を考えている人限定だったり、参加条件があるかどうか確認しましょう。

またカウンセリング会には特別な割引やサービス得点がつく場合がありますが、それは手術費の一部を前もって支払い手術を予約するという予約金の支払いが条件になっている場合がほとんどです。

言い過ぎかもしれませんが、日本で開催されるカウンセリング会は手術予約を成約するためのものと考え、まだ迷っている段階の人は医師の提案や予算が少しでも自分に合わないと思ったら、意思をハッキリ伝えるほうがよいでしょう。

 

整形を決める際に注意したいこと

韓国での整形での気を付けておくべき6つのポイントをご紹介します。

■ネットの口コミを信じすぎるのはNG

そう簡単に病院にいったり利用者に直接会えるわけではないので、ネットの情報が頼りになるのは仕方がありません。

しかし、近年はいい情報も悪い情報も、意図的に作られた事実ではない情報も見聞きします。もちろん事実を率直に訴えている内容もありますが、事実とは違ったり誇張した内容を混ぜているものもあります。実際の内容は当事者しか分かりません。極端な意見はすべてを鵜呑みにしないで冷静に判断しましょう。

なにより、人によって年齢や体質、骨格から回復速度まで違うということを念頭において参考に程度にし、自分の場合どうなるかを意識して確認することが大切です。

 

■観光客相手の病院はまず評判を調べよう

日本向けのPRや広告も増えてきています。

外国人が多いからといって質が悪いというわけではありませんが、外国人しかいないような病院は要注意です。

観光客に有名でも、現地では評判の良くない病院もあります。

 

■安すぎるのは危険かも

韓国では頻繁にキャンペーン!として安さを競っています。

しかし、あまりにも安いものは一回疑ってみましょう。

例えば、

・「誰が手術を担当するのか」⇨研修医が担当したらいやですよね。

・時間のかからない手軽な手術方法を使う

です。

普段は評判が良く、料金はそこそこのクリニックが一時的にキャンペーンをするのであれば、多少は安心できますが、日頃からキャンペーンしかやっていないようなクリニックの場合、事前に調査する必要があります。

 

■簡単に予約金を支払わない

カウンセリングを受けると、特別割引などの提案も受けることがあります。一番多いのは、手術を予約する予約金を支払うことで、何%か割引してもらうというものです。

ですがこの予約金は返金ができなかったり、返金には直接病院に訪問する必要があったりします。

割引価格はその場で予約金を支払わないと適用されないからと、検討中の段階で予約金を支払う人がいますが、後々もっとよい病院が見つかったとき予約金の払い戻しでトラブルになることがあります。

返金のために使う移動費や時間、通訳費などを考えると、検討段階では参考としてメモをとり、検討後改めて本命の病院でカウンセリングを受け割引を利用するほうがよい場合もあります。

割引や特典を利用すると本当にお得なので、予約金のシステム自体が悪いというわけではありませんが、割引を選ぶ基準にしてしまうと失敗しやすいので、判断基準をしっかりと持って対応しましょう。

 

■自分にあった術式を選ぼう

整形手術は、傷がほとんど分からないものもあれば、切開部分が目に付きやすいところにあるものもあります。

小鼻や唇、脂肪吸引や移植、切開リフトなど、切開部位の位置や範囲をしっかりと相談しましょう。一般的な切開部位はHPなどに乗っていますが、手術内容や人によって多少範囲が変わる場合があります。

鼻や豊胸手術に使う素材も、年々多種多様になってきていますので、どんな効果とリスクがあるのかを理解しなければ、入れた後では修正が難しいものもあります。

 

■貴重品の管理は徹底的に

旅行先ですので、必然的に大金を持ち歩く方も多いかと思いますが、ごくまれに所持金が無くなったりするトラブルの話を聞きます。

病院内で着替えたり検査のため荷物をロッカーに預けたりするときは、鍵をしっかり確認したとえ仲のいい友人や通訳さんであっても、他人に任せたりしないようにしましょう。大金を持ち歩く場合はロッカーに預けたり必ず荷物の奥にしまいましょう。

 

いかがでしたか?

量はとても多いですが、これさえおさえておけば安心なので、ぜひ何度も読み返してみてくださいね!

カンナムドールの本サービスサイトでは、LINEにて相談にのっております。

不安なことがあれば、お気軽にお問い合わせくださいね。

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