二重埋没法とは?
二重埋没法とは、まぶたに糸を通し切らずに二重にできる、人気の手術です。
メスを使わないので痛みも軽く、手術後のまぶたの腫れも少ないのが特徴です。
しかし、人によっては2~4週間ほど腫れが続きますので、ダウンタイム中の過ごし方は注意が必要です。
二重埋没の病院を選ぶ時のポイント
二重埋没法の施術を行っている病院は全国に多数あります。
値段は安いものだと一万円台~、高いものだと数十万円まで及ぶものも。
その施術法も実にさまざまで、カウンセリングは最低3つ受け比較検討することをおすすめします。
医師や病院の理念をよく確認し、自分の希望やライフスタイルに合った方法を選びましょう。
何かあったときにすぐ診てもらえるよう、近くの病院を選ぶのも大切なポイントです。
うたい文句だけではなく、医師には何でも相談できる環境か、相性もしっかり確認していきましょう。
二重埋没の術後の痛み
術後すぐは麻酔が効いているのでそこまで痛みはありません。
痛みと腫れのピークは翌日。早くて2日~1週間、安定するまでに2ヶ月が目安です。
徐々に腫れが治まり、二重幅も落ち着いてくるので希望よりも幅広になってしまい心配な場合も、
最低2ヶ月は様子を見ていきましょう。

二重埋没のダウンタイム中の過ごし方について
ダウンタイムとは
二重埋没法の施術を受けると、
腫れや浮腫み、内出血、多少の痛みが出てくる可能性があります。
このような症状が落ち着くまでの一定期間のことを「ダウンタイム」と呼びます。
このダウンタイム期間の過ごし方が、傷跡を早く回復させる為にとても重要になってきます。
二重埋没のダウンタイムの期間
二重埋没法のダウンタイム期間は平均して1週間、
長い方でも1カ月程度になります。術後3日間くらいまでは腫れや赤みが見えますが、
1週間経つと腫れや傷跡もほとんどわからなくなり、綺麗になってきます。
二重埋没のダウンタイムの経過
-当日-
埋没手術当日から洗顔、メイク、スキンケアも可能ですが、目元を避けて行いましょう。
アイシャドウやファンデーションのように瞼に付けるものは術後5日後から可能です。
激しい運動は避け、入浴はシャワーのみ。まぶたを冷やしつつ当日は安静に過ごすことが基本です。
二重埋没の翌日
埋没法であれば、翌日からお仕事可能です。
しかし、内出血や赤みが目立つ場合もあるので、気になる方は数日お休みした方がよいでしょう。
入浴も翌日から可能になります。血行が良くなることで腫れやすい状態になってますので、
翌日~3日程度はぬるま湯に短時間浸かるくらいが無難です。
二重埋没の1週間
二重埋没の術後1週間は、できるだけ早く腫れを引かせるためにも安静にし、
まぶたをいたわって過ごしましょう。スマホやテレビの見過ぎは疲れに繋がるので、
控えめにして目を休ませるようにすることが大切です。
二重埋没の赤み、腫れ
頭を心臓より高い位置にすることで腫れを抑えることが出来ます。
ダウンタイム中はなるべく枕を高くして眠りましょう。
腫れが目立つ場合は保冷材などをガーゼに包み、瞼に優しく当てます。
保冷剤を直接瞼に当てると刺激が強すぎて逆効果なので注意しましょう。
二重埋没の浮腫み
埋没手術後は傷跡を治す上で必要な栄養を送るため、血液が集まってきます。
これが浮腫みの原因です。
水分を多く摂取しているとさらに浮腫みが出てきますので、取りすぎにも注意が必要です。
また、塩分を取りすぎると体が水分を溜め込んでしまうので、塩分の取りすぎにも気を付けましょう。
・飲酒
お酒を飲むと血行が良くなり、まぶたが腫れやすくなります。ダウンタイム中は飲酒を控えましょう。少なくとも術後2.3日は禁酒するようにしてください。また、術前に関しても飲酒によりむくんだ状態で二重埋没の施術を受けると、希望とずれた二重になる可能性があります。術前術後は禁酒することが大切です。
・仕事、学校
埋没法であれば当日からお仕事が可能です。しかし、内出血や赤みが目立つ場合もあるので、出来れば当日、翌日くらいはお休みした方がよいでしょう。
一カ月以上腫れや赤みが引かない場合は、一度医師に相談してもいいかもしれません。
・まつ毛パーマ、まつ毛エクステ
感染や炎症を引き起こす可能性があるので、術後1週間は控えましょう。まつ毛美容液も同様です。まつ毛パーマやまつ毛エクステはまぶたに固定のテープを貼ったりロットを付けたりして負担がかかります。傷跡が完全に落ち着いてからの施術をおすすめします。
・コンタクトレンズ
術後の違和感が無ければ、翌日から装着可能です。しかし、清潔なレンズでないと傷跡から細菌が入り込み、感染症を引き起こす可能性もあるので注意が必要です。可能であれば1週間くらいは眼鏡で過ごすことをおすすめします。ハードコンタクトレンズを使用の場合は術後3日以降からになります。
二重埋没のダウンタイム中の不調について
-目を閉じたときのへこみ-
術後は一時的にへこみが生じることがあります。
通常、時間とともに馴染んでくるのでしばらく様子を見ましょう。
へこみが気になっても触らないようにしましょう。
-充血-
ダウンタイム中は白目が充血することがありますが、通常瞼の腫れが引くと同時に収まってきます。
激しい痛みや眼球の違和感が無い限り、様子を見ていきましょう。
-目がゴロゴロする-
埋没法は糸でまぶたを結んでいるため、
結び目が原因で目がゴロゴロする場合があります。
糸の太さや結び目の出方などはクリニックや医師によって変わってくるので、
個人差はありますが不調が長引く場合は一度診察してもらいましょう。
必要であれば抜糸することもあります。
-目やに-
埋没法の後は、傷口から生じる血液や代謝によって出たゴミが目やにとなって排出されていきます。
目やには術後2~3日をピークに、次第に少なくなっていきます。
目やにが出ているときは特に細菌感染をしやすい状態なので、
目の清潔を保つように注意して過ごしましょう。
-まぶたにしこりがある-
通常、まぶたにできたしこりはダウンタイムの経過とともに無くなります。
しかし、糸が上手く結べておらず糸玉が大きくなってしまったり、皮膚をかんでしまっていたりすることもあります。
また、細菌が入り込んで炎症をおこしている場合もあるので、
1カ月以上しこりが目立つ場合は一度医師に相談してみましょう。

二重埋没の注意点
二重埋没法の施術後、ダウンタイムが終わっても左右差は出てきてしまいます。
人間の顔は完全に左右対称では無いので、完璧な左右対称を望むのは難しいと理解しておきましょう。
また、埋没法は永久ではないので、早い人で1年くらいで取れてしまう場合も。
保証がある場合は無料で再手術してもらえるので、
早めに医師に診てもらうことをおすすめします。
二重埋没のまとめ
二重埋没法は美容整形の中でも手軽に施術することができ、人気の高い手術です。
しかし、術後のダウンタイム期間は過ごし方に注意が必要なことを頭に入れ、
計画的に手術を受けるようにしましょう。
